一日があっという間に過ぎて

といっても、こちらはまだ、水曜日が終わったばかり。
久しぶりに晴れ間が覗いたさわやかな一日でしたが、晴れるとその晩はとても寒くなる。
そういえば、日本はボジョレー・ヌーボーで先週末は盛り上がったのかなあ?
パリは取り立ててボジョレーだーーーという雰囲気は無し。
まあ、一部のパブでは盛り上がっていたところもあったらしいが。
今日こちらのニュースはとにかく、ウクライナ大統領選挙の結果を巡る騒動の話ばかり。新EU議長のコメントや米パウエル長官のコメントが繰り返し流されている。
ついさっき、ユシチェンコ氏の生インタビューが放送されていた。
ロシアのプーチン大統領も巻き込んで、今後一波乱も二波乱もありそうな雰囲気。
そんな中、シラク大統領は先の中国訪問時と同様に大勢のトップクラスの企業人を引き連れて、リビアを訪問中。ほんとこの方商売熱心。石油を含め、魅力的だもの。
まあ、国内政治は首相と大臣に任せて、外交は任せておきなさいということか。この制度、かなり効率がいいというか仕組みがうまく出来ているように思う。
中曽根さんあたりは、こんな感じの役割やりたかったんだろうなあ。
こういう制度はほんとフランスはうまくできていると思う。

 最近のニュースで気になったのを一つ、二つ

今時の人の黒田さん、別室から大部屋に戻れたんですねえ。でもなかなか仕事も落ち着かないのでは。

紀宮さまと婚約内定の黒田さん、仕事ぶりを「公開」 紀宮さまとの婚約が内定した東京都職員の黒田慶樹(よしき)さん(39)の仕事ぶりが22日朝、報道陣に公開された。

今後、披露宴とか新居とかいろいろいろいろあって大変お忙しい日々を過ごすことになると思われるのだけど、ちょうど厄年のようでもあるので、体調にくれぐれもお気をつけいただければとちょっと心配してたりする。
まあ、それにしてもおめでたいことです。
次はこのニュース

助教授」廃止し「准教授」を新設…中教審方針 大学の教員組織について検討してきた中央教育審議会の検討委員会は22日、学校教育法で「教授の職務を助ける」と規定されている「助教授」を廃止し、新たに学生の教育や研究を主な職務とする「准教授」(仮称)を新設する方針を固めた。

よく日本人であってかつ米国の大学の先生の肩書きでこの「准教授」というのを見かけた記憶がある。
ところで、これ、「じょきょうじゅ」じゃなくてなんて読むんだっけ???
英語の肩書きだったら悩まないのになあ。割と規則性があって。
日本語って難しい。

 第55回NHK紅白歌合戦出場者決定だとか

すでに、多くのブログでも触れられている。
ジャニ枠が少ないとか、例の沖縄関係が見あたらないとか、ハロプロの枠は3つだ、いや実質2つだとかとか。
もう、どうせならNHKも来年からは開き直って24時間紅白とかにしちゃったら。出たいプロの歌手&グループは最低限のオーディションさえ通過すればOKとかにしちゃって。そしたら、箔づけとか裏金とかそんなの関係なくなっちゃうでしょ。
そうやって一度過去のしがらみぶちこわしてしまってから、また原点に戻ればいいんだから。
そういえば、昔は悪い噂とかあるとあの美空ひばりさんですらずっと干されたりしたんだとかいう話を耳にしたことあったけど、やっぱり槇原敬之あたりはちょっと厳しいのかなあ。確かアルバムは今年ガンガン売れていたような...。
沢田研二奥田民生吉田拓郎長渕剛山下達郎井上陽水忌野清志郎などなどの重鎮の皆様方、そろそろ揃って紅白出て、景気づけに馬鹿騒ぎしたらいかがでしょうか? 日本国民みんなの紅白って感じで...。
NHKさん、一度でいいからこれが日本のオールスターだ!って感じのやってくださいな。
そしたら、みんな気持ちよく受信料払うと思うんだけどなあ。「LIVE AID」のボブ・ゲルドフみたいな発起人見つけて、被災者救済基金みたいの設立したりして。
マツケンサンバ出場決定は嬉しいけど、一発だけじゃあちょっと寂しい。

 ちょっと待ってよ、勝手にブログをメディアにしないで

という気持ちになってしまいますねえ。

2004年 11月 23日 「記者ブログのルールとは」の続き

を読んでいると。少なくとも商用的なブログとごく個人的なブログは区別しておいて欲しいなあ。少なくともここ「はてな」はそれぞれ個人的な日記ということでやってるんだし。何でもかんでも新聞VSブログの議論に持って行かれるのはとても危険。
そんなことしてたら、セミプロみたいなのばっかりになちゃって、良識ある庶民の声はどっかいっちゃうんじゃないかなあ。
ちょっと近しい人に話すのは恥ずかしいけど、匿名性を利用してちょっと自分の考えや気づいたこと、生活の知恵や主張なんかを書いてみたりして、ひょっとしたら誰かが読んでくれて、さらにはコメントなんかがあると嬉しいなとか思っているささやかな楽しみ系の人も多いと思うんだけど。
それに、最近は飲み屋で知らない者同士口論になったりしてそれがちょっとした喧嘩になっただけで、逮捕だ訴訟だと昔よりはリスクが高くなってしまって、それも出来なくて悶々としている人もいるかもしれないし。
いろいろとみんな言いたいことがあるけど言えなくて、実はブログが社会のガス抜きの機能を果たしているかもしれないし。
最後の一節

▼新聞もブログも同じ、記者もブロガーも同じ
 こうしてみると、新聞に書くのもブログに書くのも心構えは同じであるべきだということが分かる。匿名ブログは本人を特定しずらいものの、法的手段を通じて本人の特定も可能。ということは実名ブログでも匿名ブログでも、記者ブログでも記者以外の人のブログでも、基本的には同じ姿勢で書くべきだと考えられる。

を読むと、ああ、このブログという場もリスクが高くてダメかと、やっと見つけた憩いの場所を去る用意を始める人も少なくないと思うのだけど。
人が集まるのに時間がかかるけど、去るのは早いと思うなあ。
それこそ、2ちゃんねるの各板じゃないけど、趣味嗜好の近い人々の会員制サロンみたいのがたくさん出来て、そこはちょっと閉鎖的で、そして分散していっちゃうと思うなあ。
少々性急過ぎませんかねえ。
粋とか洒落のきいた世界というのも人間必要だと思いますよ。
そこに正確性とか信頼性とか持ち出したとたんに無粋な話になってしまいますから。
日本のブログってもともとはそういうところでしょ。