今週は冷え込みが厳しそうです。(+雑感)

現在、−2℃。−4℃くらいまでは下がりそうです。ベルリンに暮らすおじさんは、−15℃だぜとなぜか威張っていました。
おっさん同士で寒さ自慢したって仕方ないのですね、ほんとしょうもない。
今年の北半球はどこも記録的な寒さのようです。

しかし、こう、暗い、寒いだと、憂鬱病というのでしょうか、うまくコントロールしないとどつぼにはまったりします。何もやる気が起きなくなってくるそうです。特に短い日照時間になれていない人は要注意だったりします。
編み物でもなんでもよいのですが、なにか習慣的にやることがあるとよいようですね。
読書にはもってこいかも知れません。
 
日本では、まだまだこれからいろいろな事が起こるかも知れませんが、そういう時期なのかも知れません。一方、欧州ですが、変化の時期はちょっと過ぎたような感があり、全体的に落ち着いた雰囲気があります。

ところで、今年は冬季オリンピック、そしてサッカーW杯が立て続けに欧州で開催されます。日本がW杯でよい成績を収めようとするならば、時差の関係から、多くの選手が開催時期まで欧州にてプレーを続け、体内時計をこちらにあわせておくことが実はかなり重要だったりします。なので、候補選手たちに関しても、最近になってこちらに来る選手が増えていたり、なんとかこちらに残ることを画策したりしていていたりするのだろうと勝手に思っていたりしているのですが、一方で、小野選手や柳沢選手のように日本に戻ることになった選手がいるのはとても残念です。私の勝手な予想では、この二人が本番でレギュラーで出場するのは少し難しくなったというかハンデを抱えてしまったかなと思っていたりします。そのかわりと言ってはなんですが、平山選手あたりが抜擢される可能性が高くなったかも知れません。それくらい時差や気候の影響は、特にレベルが高くなればなるほど、その寄与度が高くなるように思います。彼らはプロなので常に自分の能力の80-90%以上をコンスタントに出すことは出来ると思うのですが、W杯は95%以上、場合によっては120%くらいを出さなくては相手のモチベーションによっては勝負にならないケースもあるでしょうから、そういった際には、ハンデを極力排除する必要があるでしょう。なので、特に小野選手は不本意な帰国になってしまったかも知れません。逆に言うと、小野の実力を知る欧州各国の代表監督さんはしめしめと思っているかも知れません。
それと、日本というチームが評価されればされているほど、これから日本選手はあまり使ってもらえないという状況が強くなるかも知れませんね。特に鍵を握る中田選手あたりにはそういったプレッシャーもかかってくることでしょう。この間の退場劇も心理的な動揺をさそっているようにも感じられます。中村選手も怪我に注意する必要があるように思います。
水面下での戦いはすでに始まっています。
各国代表選手、その中でも主将クラスや精神的中心選手に今後どのような出来事が起こるかについてニュースを追ってみると、実は面白いかも知れませんね。
前回のW杯の際に、ベッカムやキーン、ジダンロナウドらに何が起こったかを思い出してみると良いかも知れません。
これからは目が離せませんね。
 
一方で、米国にとっては面白くない一年が始まりました。世界中が冬季オリンピックとW杯に盛り上がる中、俺たちにはあまり関係ないもんねという状況が続くことは、彼らにとって、特にエンターテイメント面でおいしくない一年だったりします。
そのためか、例の野球の世界一みたいなことをやっていますが、世界的な視点で見れば、ほとんど盛り上がっていないというか、欧州ではまったく話題にならなかったりします。
そういえば、F1でも米国は輪に入っていない感じですよね、昨年の米国開催は例の事件でさんざんでしたし。

この疎外感が米国にどのような影響を及ぼすかについて、何かリサーチしたものがあるのでしょうか?あったら面白そうなのですが。そういう意味で、今年の米国の景気については、ちょっと心配したりしています。

<追記>書いたそばから揺さぶり(?)が始まってますねぇ。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060124&a=20060124-00000011-sanspo-spo