このところ話題となった仏財務相家賃問題ですが

そろそろこの話題も落ち着きそうですね。
財務相の交代が決まったようですし。
エルベ・ゲマールからブルトンですか...。
財政緊縮路線は間違いなしとなるようですが、ブルトン氏の手法を国民レベルに影響が出る範囲で実施する場合、果たして賛同は得られるかどうか気になるところです。
アメとムチで言えば、アメの部分を忘れがちな方だそうで、企業経営者ならばなんとかなるんですけどね。失業率の方にはどうやって立ち向かうのでしょう。
ところで、今回エルベ・ゲマールが庶民に印象づけたエリートの高待遇についてはちょっとというかかなりやりすぎという批判は当然のこととしても、財務相として貰った分だけをきちんと国民に還元すれば問題視されないところ、その財務相の喫緊の課題が財政上の赤字削減を含む経済改革なので、「自らそんなに金使ってどうする、襟を正せ」とつつかれた訳で、裏返せば財政状況が問題なければ許容範囲ちょいオーバーくらいだったと思います。まぁ、日本よりは当然のように厚遇されてますけどね、エリート社会の典型なので。
あれだけ子供が多ければ、2階にして、ワンフロアを家族、ワンフロアを来客用としたくなるのもわからんでもないですが、その改造費を公費でやっちゃうところがなんともお大尽な話でしたね。家賃だけだったらここまで大騒ぎにならなかったでしょう。
料理人らの使用人の話は単にうらやましがらずに、セレブやエリートには雇用貢献の義務があると理解していただければよいのではないかと。金を稼いだらきちんと社会貢献しなさいと。あれはあれで多くの使用人を雇い続けるのもしんどいと思いますよ。
日本の新興セレブの方々、そういった意味できちんと社会貢献してますかね。