話題の中村さん関係の和解の話

 そろそろ200億判決そして6億ちょっと+利息で和解の例の話も旬を過ぎてきた感じなので、忘れないうちに書いておこうかなと。
 200億円の判決が出たときに、これ確定すると、中村さんは所得税をいくらどこに払い、そして、弁護士さんには如何ほど支払うのかが非常に気になっていた。
 確か、企業側については、職務発明の対価を従業員に支払う際には、課税されるというのもどこかで読んだ気が。
 つまり、中村さんと企業の間で200億円が動くだけなら、偉いすごい額だけど、まあ、50年払いでも100年払いでもうまく調整して払ってくださいなくらいの関心しかなかったのだが、
(1)100年払いなら年2億、しかしそれでも日本なら半分は税金で持って行かれるけど、いいのか、っていうか、この中村さんは今どこに住んでいるんだっけ、米国?
その場合、課税はどっちだ? 所得税は日本で、日本の住民税みたいなやつは米国?それとも所得税自体米国?
(2)担当弁護士の成功報酬は歩合制? 10-20%でも20-40億円になるけど、受け取った弁護士側も所得税たっぷり払うんか?
とそのあたりについて下世話な話だがとても気になった。
税収が足りない今、中村さんの所得税、弁護士事務所の法人税&弁護士自身の所得税、企業への課税徴収分とこれだけの金額が国庫に入るのであれば、それはそれで、一国民としては、大変ありがとうございますと頭の下がる思いなのだが、中村さんの所得税のほとんどが米国に徴収されてしまうのであれば、日本人と日本の企業の偉大なる発明によってなぜ米国が潤わなきゃいかん、済みませんが中村さん、日本に帰国永住してもらえませんかと誰か説得に行くべきなどとアホな事を考えていたことを思い出した。
 そして、今回の和解金額を聞いて、まあずいぶんと現実的な金額に落ち着いたものだと思う反面、取らぬ狸の方々の残念がりようをどなたか取材してもらえないかと偉大なるマスメディアの方々に切にお願いしたいと考えている次第です。
 まあ、金額が高いとか低いとか妥当だとかいう話はすでに和解で結果が出てしまった以上、興味はありませんね。