伴家の家訓ですが、

昔から親父に言われていたのは、
飲む、打つ、買うをするなとは言わんが、
 相場とボートにだけは、手をだすな。
 出すなら家族は持つな、親戚縁者とは縁を切れ。
と言われたものです。

 実際、1960年代、70年代にはそっちの関係に手を出して、夜逃げなどの話(実例)を
割と近しいところで耳にしたものです。

 まぁ、これは私のような誘惑に弱く、意志の強くない人間にとって、一度手を出すと、ほどほどでは手を引けず、行き着くところまで行ってしまうのではないかと、性格を見抜かれた上で、諭されていたのかも知れません。ちょっとだけ、ちょっとだけと思っているうちに泥沼から抜け出せなくなるのかも知れません。こういった性格の人間は研究に打ち込んだり、職人として技を極める方が幸せになれることが多いのでしょう。

 投資と投機の違いを改めて考えさせられますね。

 常に最悪のシナリオを頭に描きながらリスク管理をできる大人になれるよう、義務教育を含めた教育システムが整備されることを願っていたりします。株取引等投資の仕組みを学ぶのはそれからでも遅くないのではないでしょうか。自己資産の形成、管理、そして運用のそれぞれについて、精神成熟に則した適切なタイミングでの教育機会を期待します。

 景気に水を差すとか熱を冷やすみたいな話を目にしますが、全体論ではなく、オーバーヒートしてしまっている人は冷却を、そうでない人はそれなりにというタイミングなのかも知れません。

 それにしても、新年早々から大きなニュースが続きますね。