ガ島通信さんにはどうやら愛はいらないようですね

新しいガ島通信さんのエントリーがありました。
http://blog.livedoor.jp/zentoku2246/archives/17250876.htmlです。
その中で彼は、

ニッポン放送的に言えば、会社(グループ)への愛か報道への愛かが問われているのです。

というようにニッポン放送をどうも報道機関という視点で見ていますが、これまでのそして今のタイムテーブルを確認した上でそのように思うのでしょうか。

また、相変わらず、

『堀江、ライブドア体制では仕事は出来ない』と、堀江氏の話を聞く前に、宣言してしまった以上は責任を取るべきです。そして、新しいラジオ局を自分たちで作ればいい。

などと威勢がいいようですが、そんなことはポテンシャル的には十分可能でしょう、現実には放送免許とか周波数割り当て等の障壁があるようですが。
でも、その時は「ニッポン放送」という看板は使えない訳です。サッカーの横浜フリューゲルスという看板があのとき使えなかったように。ニッポン放送の歴史や築いてきた文化はまったく無視ですか、そうですか。
社員がいくら頑張ったって、いいコンテンツが手に入らなくなったらラジオ局は維持できないでしょう、スポンサーだってそれに伴って減るでしょうから。
そのラジオ局の看板的パーソナリティに次々と、「ライブドアが株主に変わったら降ろさせてもらうよ」と(仮に)言われて現場としてどうしろというのでしょう。
コンテンツが得られなければ社員の努力ではどうにもならんのですよ、ラジオ局は。新聞社とはこの点は明らかに違うのです。

社員の皆さんにニッポン放送への愛やリスナーへの愛があるからこそ、現状の、そしてそれ以上のクオリティの放送の発信を第一に考えているんじゃないですか、彼らは。そして、聴き手もそれを望んでいるからこそ、世間は彼らに好意的なのでしょう。

その上で、今一度あなたの発した、

いい番組が出来ないのを堀江&ライブドアの責任にするようなことだけは、しないでもらいたい。

という文章について再度考えてみてはいただけませんか?
少なくとも、ライブドア支配になったら番組を降りるという話は、社員に責任はないのですから。
ちょっと残念ですね。

<追加>
ソフトバンク孫社長、放送局との事業連携に意欲示す

ソフトバンクグループのコンテンツ戦略のプラスになれば」
「直接的にテレビ局の経営に参画することは全く考えていない」
「ニュース動画配信のコンテンツが充実することはありがたいこと。」

こんなところが妥当な線じゃないっすかねぇ。