もうすぐ今月も終わってしまう...

[フランス][メイン] いや、ほんと寒いです
先週は「そろそろ冬も終わり?でもちょっと早過ぎるんじゃない?」なんて思っていたのですが、えらく寒くなりました。米国も寒波襲来であちらこちらでかなりの雪に見舞われているようですし、欧州も各地で寒さの被害が出ているようで。
その一方でニュースからはこの乾燥する時期には山火事注意なんてのもあって、これはスペイン、ポルトガル、イタリア、フランスの順に多いそうです。(ラテンの国ばっかだよ。)
日記に手を出す余裕がないほど忙しかったりするのですが、なかなか仕事上作成しなければならない文書が出来上がらなかったりすると、どうしても逃避行動に出てしまうところ、人間弱いものです。orl
最近のこちらはストが頻繁に行われていたり、また、ブッシュ大統領の演説にしらけきっていたりするのですが、そうこうしているうちに映画上映の方も、正月興行から、春場所へと移りつつあるようです。
ポスターの露出度で言えば、レオナルド・ディカプリオ君のアビエーターがなんといっても一番ですね。ちょうど2枚のポスターが対になって飾られているのですが、ちょっと紛らわしいというかおそらく狙いなのでしょう、とても気になったりします。
この2枚一対のポスターが2種類あるのです。
どちらも向かって左側にディカプリオ君を配しているのですが、問題は右側の女性。1組はケイト・ブランシェットリプリーバンディッツが印象的です)、そしてもう1組はケイト・ベッキンセイルヴァン・ヘルシングをようやく見ました。彼女はなかなかかっこよかったですね。しかしあんなに放り投げられて怪我しなかったのでしょうか?)と両方ともケイトさんなんですが、そのポスターに出ている姿が髪型や服装など巧みにどちらかよくわからないようにしてあって、
「あれ、さっきのポスターには確かケイト・ブランシェットって名前が書いてあったけど、記憶違いだったかな、本当はケイト・ベッキンセイルが出てるんだったけか」などと錯覚に陥らされてしまうんですね。なので、再度ポスターを確認して、「なんだ、両方でてるんじゃん。紛らわしい。」などと思ったりして、そういったところから、妙にこの映画が気になったりする人も間違いなくいると思います。
これだけポスターの感じが似てたりすると、実際のスクリーンではどうなんだろうなんて気になったりするので。さらには、今や絶大なる人気を誇るジュード・ロウも出ていたりするので、これでアカデミー賞各部門ごっそり持って行ったりすると、かなりのヒットが期待されるのでしょうね。
現在公開中の映画では、「アレキサンダー」がぶっちぎりのトップで、先週末から公開の「CLOSER(Julia Roberts, Jude Law, Clive Owen, Natalie Portman)」がどこまで追い上げるかといったところですが、意外とジョニーデップ夫人の久々の新作がすっと上位に入ってくるかも知れません。
そういえば、この「アレキサンダー」、日本での試写会の評判はあまりよくないようですし、米国でも栄えあるラジー賞にノミネートされているようですね。まあ、欧州の歴史ものに関しては往々にしてあるようですが、欧州人にとっては日本の大河ドラマみたいな位置づけになるので、悪い評判はほどんど耳にしませんし、かなり人気が高いようです。いろいろなお約束や思想的に異にする部分がやはりあるのでしょう。そのあたり、ちょっと研究してみるのも面白いので、じっくりと見に行けたらと機会を狙っているのですが、上映時間約180分を捻出する余裕は今はないので、残念です。
最後に、6月頃パリを訪れる予定の方で、もし、今これをご覧になっている方、もしくは周りにそういう方がいらっしゃる方、

 飛行機と宿のご予約は出来る限りお早めに!

なんでも、6月の後半2週間に、ルーブル美術館であの「ダ・ヴィンチ・コード」の映画撮影が行われます。主役の大学教授にトム・ハンクス、警部役にジャン・レノがすでに決定していますが、最近ただでさえルーブル美術館への来館者が増えている状況ですので、この時期にはかなりの人出が予想されます。さらには航空ショーやソルドも例年どおり同時期に予定されていますので、例年よりもかなり前に予約が埋まってしまうことが予想されます。
ちなみに、5月後半から6月始めは全仏オープンテニスのために、この時期もやはり予約が取りづらくなりますが、6月後半ほどではありません。
まあ、季節もいいし、日も長いので、世界中からこの時期人が集まってくるんですけどね。ただ、これだけの注目作の現地ロケとなると、映画関係者やプレス、そして原作のファンの方々などこれだけでもかなりの人数になることは間違いないでしょう。まだ決まっていない他の重要な役どころのキャスティングも気になるところですが...。
個人的に一番気になっているのは、英国の貴族さんはもちろんのこと、やはり銀行の夜間マネージャーさんですかね。