気温が少し上がった

昨晩は。といっても、冬の気温であることには間違いない。
だが、ちょっと暖かくなっただけで、半袖男や半袖女が登場するのがここ、パリ。
ところで、日本人観光客、特に女性の見分け方は至って簡単。その服装だけですぐわかる。
(1)服の色や柄
 フランス人で暮らす人のコートの色はほどんどが黒もしくは濃紺、たまに淡いピンク。例えシャツに派手な柄のものを着てても、コート&マフラーでしっかりと隠すので見えない。まあ、そんな派手な柄物を着ている人も稀。特に若い女性は皆無。さらには、パステル・カラーの服はまず見かけない。ほどんどがアース・カラー、漆黒など。ドレスであれば、光沢のある生地が使われているものの・・・。
 色目の派手さであれば、日本はどうもロンドンと近いところあり。
 ネクタイが悪い意味で派手なのが英と日本のおじさん。こういったおじさん達はどうもレストランで冷遇されやすいようだ。
 フランスのレストランでは、気合いを入れて派手に見栄を張るよりは、少々控え目にしていた方がまっとうな店ならば、より丁寧な扱いを受けることが多い。フランス人は上辺っぽいのと成金ぽいのがとっても嫌い。それとあとは、態度のでかい若者。
(2)スカート
 特に若い女性のスカート姿は観光地以外、まず見かけない。たまにいてもくるぶしぐらいの長さ。寒いのにスカートなんて着てらんないといったところ。そんなとき、わざわざ足見せられてもねぇ。子供も中学生以上のスカート姿はほどんどなし。
(3)靴
 保温性の高い靴を履いているかどうかの違いでわかる。
(4)鞄
 ひったくられやすいかどうかが判断基準。
この4つのどれかにだいたい該当するので、パリを訪れる際はご用心。スリや強盗のターゲット、そしてお店にぼられることのないように。