健全かどうかは別にして、2ちゃんねるの方が

どうも議論の場としてgeneralというかbiasが少ないように感じる、ブログよりは(笑)。
より、アングラ的というか匿名性の高い2ちゃんねるの方が幅広く多くの人間にとって参加しやすく、また、本音も出やすいということかなぁ?
どうも、ブログを健全な議論や世論形成の場とするのは、時期尚早もしくはかなりの修練が必要、つまりは時間が必要ということか。
切込隊長さんがキーとして掲げたモデレーター、スペシャリスト、ゲートキーパーだけど、モデレーターって大変そう。いわゆる事務局(secretariat)なしのchairって悲惨だもの。
それにface to faceと併用してやらないと感情的対立が期せずして発生した場合、収拾つかないだろうし。
情報のキャッチアップは2ちゃんねるや有料サイト、ブログは同好のコミュニティの乱立、そして、一部の優秀なモデレーターを有する公的もしくは商用的ブログの発展系って感じに機能分化していくのかなあ。もしかするとすでに手遅れかも知れないけれど。
カネになる情報や知識を提供できる人材をより安く囲い込み、サークルを形成した上で世論をリードするなんて、こっち(欧州)の日常的なリアルワールドと大して変わらないということかもしれない。
優秀なモデレーターねぇ。日本の場合、多くの人材は官僚として取られてしまっているし、また、官僚の日々の業務はモデレーターの仕事そのものだもんなぁ。あとは、学会で鍛えられてそういうことに長けた学者さんやパネリストさんか...。となると、ステータスが期待できない分、よっぽどカネにならないと、割に合わなくてなり手はないか...。それとも、時間をかけて育つのを待つ?無理だよなあ、大きな流れにするのは。