「貞子ちゃんの連れ連れ日記」11月19日

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は、すごいねえ。まず、タイトルが、「公務員が一番自浄能力がないのよん!」
そして、冒頭

高級官僚にしろ国家公務員にしろ地方公務員にしろ とにかく あーたたちは 国民の下僕だったはずなのら〜〜。
国民の幸せのために奉仕する下僕のはずざんしょ?

だって。「下僕」とはねえ。奉仕者というのはわかるけど...。彼らも国民の一人でしょう。あれ、日本国民じゃなかったっけ?
そのあと借金の話が面々と書いてあるけど、借金や使い道決めたのは政府でしょ?
なんか理屈がおかしなところに行ってる。
公務員の人件費だけで赤字というわけではないしねえ。
事業費として使われた部分は全部民間(財団、社団などを含む)に行っているわけでしょう。このお金がなかったら民間はいったいどうなっていることやら。
国の事業なしで成り立っている企業数やその人員を明らかにしてから語った方がいいんでないの?
不良債権処理って、民間の負債でしょ。それ、税金で補ってるんでしょ。
そんな状態で民間の人手が足りないなんて言っても説得力ないと思うんだけど。
それに公務員って関係業種への転職難しいんじゃなかったけ?それじゃあ行こうと思ってもいけるもんじゃないでしょ。
思い切った歳出の削減って、公共事業や補助金の削減も含まれるのかしら???
年金はねえ、民間と同じようにそれぞれの人が給料の中からそれぞれ掛金を社会保険として支払っているわけで、その一部は国民年金相当分だしねえ。この先目減りして支払い分も確保できない公務員の方がある意味不幸でっせ。
歳出削減と年金停止は直接リンクするわけじゃないでしょう。掛金による運用でまかなわれているわけだから。(国が半分出しているなんてアホな理屈は勘弁ですぜ。国だって立派な雇用者つまり、事業主でしょう。)

私達だって天使でも馬鹿でもただのお人よしでもないっす!

の「私達」が国民の何%もしくは納税額の何%にあたるのかをまず考えた方がいいんではないのかなあ。
冷静さを欠くと説得力が失われてしまうよなあ。