サッカー日本代表にもあのバブル時代が帰ってくるなんて...

 カズ・ゴン代表復帰!ジーコ仰天人事(夕刊フジ

 こんな記事が出ているようで。他のソースも1次予選最終戦シンガポール戦(11月17日埼玉)には欧州組みは召集せず、ジーコに新アイデアありなどと出しているのでまんざら単なる憶測ではなさそう。
 三浦知良中山雅史秋田豊名良橋晃相馬直樹山口素弘などがリストに挙がっているようなことが記事に書かれている。
 まあ、消化試合なんだから主力を休ませようということだが、ホーム開催でかつすでにチケットが売れてしまっているということ、ただの2軍ではさすがに相手国に失礼と非難される可能性もあることから、かつての中心選手の引退記念試合的なものにすれば、非難もかわせるのではないかという発想ではないだろうか。
 ただ、これには伏線もあり、現在調整中の中田英寿稲本潤一が召集されるようだとしている点である。
 ジーコとしては最終予選にこの2人は現時点で招集したいと考えているが、このままではどうも召集しづらい雰囲気がある。今回勝利を収めたメンバーにこの2人を差し替えるだけだと、再びこの2人の召集を巡り非難される可能性が高い。なぜ、今のいい雰囲気を敢えて変える必要があるのかと。2人の状態がシンガポール戦までに戻っていれば問題はないが、必ず戻るという保障はない。実戦でテストし、彼らにアピールする機会を与えたい。そのチャンスは次のシンガポール戦しかない。それではどうするか。そうだ、今の主力を休ませるという大義名分で、他の選手を招集してしまおう。その際、ネームバリューのある選手がいい。カズとゴンだ。彼らならば、世間の支持も得られるだろう。ついでに30代後半のいままで日本代表に貢献した選手ということで、鹿島時代の同僚を呼んでしまおう。この中でなら、中田も稲本も光るだろう。もし結果がでなかったら、それはそれでしょうがない。
 こんな風に考えてのことであれば、ジーコ監督に川渕キャプテン、かなりの興行的な策士のようだ。まあ、欧州ならば普通の発想だよなあ。但し、アウェイの試合ならね。ホームならば選手自身が出るように努めるようだ。ただ、こんな当て馬みたいな扱いを受けるベテラン選手たち、すんなりこのようなオファーに応じるのかなあ。彼らはプライド高いと思うんだけど。「将来の日本のサッカー界発展のために、ここはひと仕事してほしい。それが出来るのは君たちしかいないんだ」とでも言って、口説き落とすのだろうか。まあ、将来指導者を視野に入れている場合、川渕さんにここで恩を売っておくというのも一考の余地ありだしなあ。
 個人的にはあまりこういうの好きじゃないなあ。せめて、小野、中村あたりは多少無理してでも召集して最低ベンチ入りだけはさせてほしい。だって埼玉に見に行くお客さんは今の日本代表の旬のプレーが見たくてチケットを購入してるんでしょう。ホームへの凱旋帰国なんだから。ベッカムだったら意地でも出るでしょう。但し、出場停止を食らってなければね。
 それにしても、柳沢の名前が出てこないのはなぜ???